わが国に蛍光灯が登場した昭和三十年代から、日本人の生活には「心あたたまるあかりの文化」が途絶えてしまったような気がして寂しさを感じます。
子どものころ見た月の明かりがとても幻想的だったこと、夕暮れに赤く包まれた世界がとてもやさしかったことが思い出される・・・
そんなあたたかなあかりには、きっといやしの力があるはずだと思っております。